<更新>キャンパスレポート ~鍼灸科・鍼灸あん摩マッサージ指圧科学生から~
学生生活
10月3日キャンパスレポート更新しました!~~ 学生レポーターが学生生活やトピックスをご紹介します!
温灸部「くるみ灸」~2年鍼灸あん摩マッサージ指圧科 Tさんより~
前期試験を無事に(?)終え、温灸部の活動が再開しました!
来たる東鍼祭に向けて、竹の輪灸の練習に精を出すかたわら、
この日はくるみ灸を行いました🐿️
くるみ灸とは、目に良いとされる菊花に漬け込んだくるみの殻の上で、
もぐさを燃やすお灸です🌿
菊花を煎じたお湯と一緒にくるみを1日以上漬け込みます☝️
菊花はビタミンAを多く含み漢方としても用いられます☺️
視力の低下、眼精疲労、目の充血、
乾きやかゆみなどといった目の症状に効果があります✨
このことから菊花茶は「飲む目薬」とも言われています👀
菊花の薬理効果とお灸の温熱効果を目に効かせるために、
くるみを用いたものがくるみ灸です!🐛
くるみの殻をまぶたに乗せて、その殻の上で灸を焚きます。
殻とまぶたの間にできる空間に灸の温かさがじんわりとこもることで、
周辺の筋肉の緊張がほぐれていきます👼
なかなかインパクトのある見た目ですが、
終わったあとはしっとり目が潤い、まぶたが軽くなりました!
視界も広く、明るく✨
前期試験が始まりました~2年鍼灸あん摩マッサージ指圧科 Tさんより~



適切な加減で構えていないと、手を離した時に直刺になってしまいます


鍼先の感覚を指先で捉えることがポイントとなります


TUBOカルタ ~3年あん摩マッサージ指圧科夜間部Sさんより~



徒手検査法~2年鍼灸科夜間部Sさんより~


鍼灸院ではレントゲンやCTを使わずに診断することが多いため、
授業ではさまざまな検査法を学びます!


痛みの有無を判断しながら最終的に痛みの出たフロー図を使って
先生からのお題をクリアした後は、生徒同士が繰り返して練習


鍼灸実技「北辰会」~3年鍼灸科夜間部Mさん・Yさんより~

創設された流派です。

その人が身体から発している全ての情報を統合し、
最適な治療法を考えます。
う~ん、本当に奥が深いです…
温灸部~鍼灸あん摩マッサージ指圧科夜間部2年生 Tさんより~
1年生が入部し、大変な賑わいを見せている温灸部です。
温灸部では竹の輪灸のほかに、様々な温灸を取り入れて活動しています。
この日は枇杷の葉灸を行いました🌿
枇杷の葉灸は
棒灸(棒状のお灸)で温めた枇杷の葉を皮膚に当てる療法で、
✅体内の循環を良くする
✅渇いた体を潤す
✅頭部に昇りがちな体の熱を足元に降ろす
などの効果が期待できます。
昔はガンの治療にも取り入れられていたそうです。
葉っぱは校庭にある枇杷の木からいただきました。
収穫した後、10分程水に浸けておき、葉っぱを柔らかくしてから使用します。
棒灸を体にかざすだけでも温かくて気持ちが良いのですが、
枇杷の葉が間に入ることで、熱の伝わり方が優しくマイルドになります。
青々と瑞々しい枇杷の葉が持つ自然のエネルギーが
ジワーッと体に浸透してくるようです🌿✨
枇杷の葉を当てた部位は肌が潤い、しっとりもちもちになりました☺️
これまでの先輩方が大切に受け継ぎ、残してくださった様々な温灸、
私たち2年生も1年生にしっかり伝えていきたいと思います🌟
続・経絡経穴~鍼灸あん摩マッサージ指圧科夜間部2年生 Tさんより~
5月30日のキャンパスレポートで
経絡経穴361穴の試験に向けて、有志で模試をしている投稿をしましたが、
今日はその続報です!
いよいよ試験が4日後に迫り、休み時間にも勉強している人が増えてきました。
今日の放課後に、経穴361穴の最終模試実施!
前回は参加者3名でしたが今回はなんと!
試験直前ということで遅い時間にも関わらず、
13名も参加してくれました!♪
実際の試験は85分間で実施されますが、今日は時間の関係で40分位しか
取れなかったので残りは自宅でチャレンジ!
短い時間でも「全部書けた〜」と準備バッチリな人もいれば
「まだまだ頑張らなくては!」と焦っている人も・・・
私は最初の頃は時間が足りず193穴しか
書けませんでしたが、今日は85分で正解数が345穴でした。
漢字間違いなどが多かったのであと16穴、
試験までに完璧に出来たら良いなと思います。
仲間が頑張っていると、
自分も頑張ろうと背中を押してもらえるので、クラスみんなで
合格出来るように励まし合って頑張ります!
課外特別~「九鍼の応用」~3年鍼灸あん摩マッサージ指圧科 Sさんより
即効性のある治療法だと知りました!
その指の色が明るくなりても手が軽くなりました。
東洋医学の診察法「脈診」~鍼灸あん摩マッサージ指圧科昼間部2年生 Tさんより~
東洋医学の診察方法の一つに、脈診というものがあります。
東洋医学では体をめぐる気や血、津液(体内の水分)の異常が脈に表れると考えます。
患者様の脈に触れて、脈の浮き沈みや強弱、速さなどを確認し、
体の状態や病のある部位を把握することで治療方針を立てていきます。
治療の前後で脈を比較し、
治療が患者様の体にどのような変化をもたらしたかを測る一つの指標にもなります。
授業ではクラスメイトの脈に触れ、どのような脈が強いのか、
浮いているのか、速いのかなど、自分の中で基準を作っていきます。
2年生になり、放課後の実技室での練習メニューも幅広くなってきました。
練習の前後に脈を見ることで、自分の治療と脈状の変化を紐づけていきます。
左右の人差し指、中指、薬指の6部位で脈を診ていき、
・6部位の脈状のばらつきが消えたか
・左右で異なる脈状が整ったか
・触れられなかった部位の脈が触れられるようになったか
などを意識して診ています。
まだまだ手探りな脈診ですが、この一連の練習を一つ一つ積み重ねていくことが、
自分の中に脈診の引き出しを作ることにつながると信じて、今日も練習に励みます☺️
3年生対象課外にお邪魔しました~鍼灸あん摩マッサージ指圧科昼間部2年生 Tさんより~
一連の治療の流れを学ぶ授業です。

前回までの練習へのフィードバックがなされました。
どうクローズさせるか考え、鍼や灸、刺さない鍼の技術を組み合わせて
1年後は私も3年生のような姿に近づいていられるよう、
しっかり練習に励もうと気の引き締まる思いでした。
経絡経穴~鍼灸あん摩マッサージ指圧科夜間部2年生 Tさんより~
私たちのクラスでは、7月の経絡経穴概論IIの授業内で
経絡経穴361穴の書き取り試験が行われる予定です。
1年生の時にも経絡経穴の試験はありましたが、361穴を1度に書くテストは初めて!
完璧に覚えたはずなのに、いくつか忘れてしまったり、
漢字が出てこなくなったり、361穴書いている間に混乱してしまったりするので
何度も書いて覚えています。
でも、家では書けたのに、本番になると思い出せないなんてことも!
だから、当日と同じ環境で模試をしよう!と、
授業前に希望者で集まって、月に1~2回程、模試を行っています。
今日集まったのは3人だけでしたが、
自分達で解答用紙をコピーして模試を行いました。
あー、順番間違えたーとか、ここが思い出せないーとか
漢字間違えたーとか、何か1つ抜けてるーとか
自分の弱いところがよくわかって本番に向けての課題が明確になりました。
1人だとくじけそうになる勉強も、こうやって時間を作って、友達同士で励まし合い、
アドバイスし合いながら頑張っています。
7月の試験当日、クラスみんなで合格出来るように頑張りたいと思います。
愛されるガイコツ!~鍼灸あん摩マッサージ指圧科夜間部2年生 Tさんより~
本日の授業中、先生がガイコツさんを使って真面目に説明してくださっていたのですが、
よく見ると、人差し指を口にくわえてポーズをとっているではありませんか!
先生が色々動かしても、指ははずれることなく、休み時間になってもこのポーズのまま…。
思わず笑ってしまいました。
最初はちょっと不気味だなと感じていたガイコツさんですが、
勉強をするのに無くてはならない存在で、すっかりクラスの一員となっております。
全ての授業が終わりました!~鍼灸あん摩マッサージ指圧科昼間部1年生より~
入学してから本当にあっという間に1年が過ぎていきました。
鍼灸専門学校に入学してから毎日が新しい事の連続で、「ハラハラドキドキ」!
なんとか駆け抜けた1年でした!
写真はティッシュに小さなお灸を据え、線香で火をつけていく施灸板の練習風景。
重なった2枚目のティッシュに穴が開かないよう、柔らかく小さなお灸を据えていきます。
お灸をひねるサイズ、固さ、そして据えていくリズムを繰り返し練習した一年でした。
このような基礎実技も大切に、2年生になってもコツコツ日々継続練習していきたいです。
4月からも宜しくお願い致します!
1年生の実技グッズ公開!~鍼灸あん摩マッサージ指圧科昼間部1年 Hさんより~
1年生のクラスメイト4人と私の実技グッズ収納を紹介します。
鍼もお灸も教室移動で持ち運ぶグッズはこまごましており、
特に前期は、何度となく100均を巡って、収納を工夫していました(笑)
道具入れに加えて、授業ではタオル等リネン類(感染対策として持込なのです)、
教科書も持ち運ぶので毎日結構な荷物量です。
こういう具体的な情報はあまり知られていないので、
これから入学される方にはイメージが沸く内容だと思います。
▽写真の説明
○道具バッグ…取手付きのプラスチックケースや無印良品のメイクボックスを使う人が多い。
バッヂやキーホルダーを目印に。
○丸くて赤い物は東鍼校名物の刺鍼練習器「ぬか枕」。各自のお手製で愛着が湧きます。
〇道具の下に敷く手拭いは各自お気に入りをチョイス。さりげなく季節感も愉しめます♪
入学前にノベルティでいただいたものを使用している方も!
○お灸グッズをまとめて筆箱に収納。木製シャーレで優しい印象に。
○プラスチックケースの中身はヘアピン、刺鍼用黒ゴム板、手汗防止パウダー、
刺鍼チェック用スケール(定規)。シャーレ、鍼管、鍼やお灸のストックはコンパクトに容器にまとめます。
これから進級するにつれて特に鍼は扱う種類が増えるので収納は大切!
こうやって揃えるのも楽しい時間!
入学予定の方や進学検討中の方はイメージしてみてくださいね!
\ 本年度昼間部の授業も間もなく終わりです😊/

各先生の授業最後の日は先生方を囲んで写真を撮る“恒例行事”があります


みんなで最後の一年間を悔いのないように過ごしたいと思います。

\ 期末試験前の勉強 鍼灸あん摩マッサージ指圧科 1年のNさんがレポート📝

実技試験では鍼、灸のテストだけでなく、人体のツボの位置や体表上に筋肉や骨を描いたり、そしてあん摩、マッサージについても問われます。いつもは実技室開放の時間に生徒有志で集まって確認をするのですが、今回は鍼灸あん摩マッサージ指圧科1年のクラスで教室を借りて勉強会を開催しました。

\ みんなで新しい春🌸を迎えられますように /~鍼灸あん摩マッサージ指圧科 夜間部1年生のレポート~

精一杯の努力をされ、頑張ったのではないでしょうか。


もうすぐ寒い冬も終わり、桜咲く春がやってきます。
1人も欠ける事無く、みんな揃って新しい春を迎えられますように…!

あん摩の試験~鍼灸あん摩マッサージ指圧科 夜間部2年生のレポート~

体勢も力の入れ方も、ベッドの上でやるのとはまた違ってそれぞれ”難しい”
各訪問先のお布団の上で施術することもあると思うので、
こちらもしっかり頑張ろうと思います。
東洋鍼灸では、
あん摩・マッサージ・指圧 各専門の講師がお見えになり、指導いただくので
とても勉強になります!

\ ティッシュ点火で真剣に息抜き🪄/ 国家試験直前の3年生レポート
土曜授業がある鍼灸あん摩マッサージ指圧科夜間部の学生が多めです。

熱心に実技テストの練習をする1、2年生なのでした

後は月末の国家試験に向けて地道に勉強あるのみ!
クラスメイトで支え合いながら、3年生はラストスパート!
\ 期末試験中のキャンパスレポート / 鍼灸科昼間部2年生より



と考える様になり、
更には、あ、この感じをこのまま放っておくと頭が痛くなるな…とわかるようになりました。




\ 北里大学の東洋医学総合研究所へ /




\ 江島杉山神社へ参拝 / 鍼灸あん摩マッサージ指圧科 夜間部2年 Sさんのキャンパスレポート

リベンジした今年は天気が良く気持ちの良い日に参拝出来て本当に良かったです

今年は昨年以上に勉強を頑張ろうと思います。
両国縁の杉山和一の歴史も聞き、杉山和一のお墓にも寄って来ました。

💐温灸部の引き継ぎ /鍼灸あん摩マッサージ指圧科 夜間部2年生Sさんレポート




年内最終登校日 /鍼灸科 夜間部3年生 Nさんのレポート





スパイス入りホットワインはお屠蘇を彷彿とさせます。

ある日の実技開放室より /鍼灸科 昼間部2年生 Yさんのレポート
授業外で任意での参加ですが、私たちも日々活用して実技練習しています!
今日は中医鍼の技を持つO先生にお願いをして、
鍼灸科昼間部2年の有志数人で課外勉強会をして頂きました。
先生のデモをみながら、使用する鍼や治療の仕方の疑問などを細かく聞いていきます。

それらを緩めることが可能なのです。
眠りの質がよくなったり呼吸が楽になる、背筋が伸びる効果もあるとか





交代しても安心してお相手の練習台になれます。

先生が乗り移ったかのようにセンスよく刺す仲間もいました

キャンパスレポート特別編(事務スタッフより) \部活動紹介~温灸部~

軽く骨の上をまたいで転がるところも心地良く、
もうそのまま起き上がりたくないくらいでした

体感としてもぐっすりとよく眠ることができました


学外の方に体験していただく機会がなかなかないのですが、
どうやら年明け2月の体験入学でテーマのひとつになりそうです


キャンパスレポート第12弾 \ 夜授業の後🌛篆刻部のご紹介 / .鍼灸あん摩マッサージ指圧科 夜間部2年Sさんより

#篆書体 という字体で彫った人が多かったです。
お店の設営や管理などが仕事になりますが、
ここ数年コロナ禍で東鍼祭が中止になっているのが残念です。
技術や伝統を引き継ぐ意味で今回部員みんなで篆刻の体験を行いました。
キャンパスレポート第11弾 \ 絶壁にお灸をすえる練習⛰ /


サクサクお灸をつけていくデモを見たあと、いざペアで練習!
キャンパスレポート第10弾 \ 2年生の灸頭鍼の授業 /あん摩マッサージ指圧科 昼間部 2年生Iさんからのキャンパスレポート
鍼の上に丸めたもぐさを乗せて燃やす手法です。

灸頭鍼を授業で習う日をたのしみにしていました


何度もやり直し…やり直していくうちにもぐさがボソボソになってきて、
どうにもこうにもいかない状態に…
ようやく「火をつけてOK」の許可をいただきました。
努力の先にあるとてもすごい技術なのだなと、改めて先生方や先輩方を尊敬しました。
(串にまっすぐ3つもお団子を刺すお団子屋さんの技へも尊敬が止まりません)
日々がんばります

キャンパスレポート第9弾 鍼灸科 夜間部3年生 Nさんのレポートです。学校生活も3年目になると、色々な楽しみ方が…


キャンパスレポート第8弾 鍼灸あん摩マッサージ指圧科 昼間部1年生からのレポートです!
経路経穴(けいらくけいけつ)概論を教えていただいている赤瀬先生に治療をしていただき、無事完治しました。
今日は、その時の経過をレポートさせていただきます。
入学して2ヶ月余り経ったある朝、目が覚めて、何かおかしい、物が二重に見える。鏡を見ると左の黒目が内眼角に寄り動かない!!慌てて病院へ。
【眼科】【脳神経科:CT検査】【脳外科:MRI検査】
以上を受診しましたが、いずれも異常無く様子を見てみましょうとの話しで、処方された薬はビタミンB12のみでした。眼筋の異常であれば3ヶ月〜半年位かかるかもしれないとのお話もありました。
「様子を見てみましょう」と言われても、、物が二重に見えるという状況は日常生活に非常に支障をきたします。物が二重に見え、且つ遠近感覚も分からない為通学時、人とすれ違う歩行や電車の乗降は特に怖かったです。そんな状況なので実習の授業で鍼灸の施術など出来る筈も無く・・・、途方にくれました。
半年も様子を見ているわけにはいかないので、ネット検索をしたところ、物が二重に見える「複視」を鍼灸で治療している事を知り、さっそく学校併設の附属臨床施設に伺ったところ、赤瀬先生がいらっしゃり、予約の上、治療していただく事になりました。
結果として、なんと1ヶ月で完治しました。素晴らしい!! 心から感謝、です。
実際にご指導いただいている先生に治療していただき、確かな技術と多くの知識や経験を、身をもって体験させていただく事が出来ました。教壇に立って指導いただくだけではなく、ご自身の技術も日々修錬されておられるという事を実感し、感銘を受けました。
治していただいた目を無駄にしないよう、一生懸命学びますので、今後ともご指導の程、よろしくお願いいたします。
キャンパスレポート第7弾 鍼灸あん摩マッサージ指圧科 昼間部1年生からのレポートです!
隔物灸の授業レポート
「お灸とは気持ちの良いものです」
本校の野田先生はよくそう言われます。
入学して半年、なかなかその実感が湧きませんでした。
実技の授業でようやく先生からお灸を受ける機会がありました。今回は松本先生による隔物灸です。
(隔物灸とはお灸を直接皮膚に置くのではなく、生姜等を厚く切り、その上に艾をたっぷり置くお灸です。)
最近、経絡経穴の授業で習った、膀経(ぼうこう)経の背部兪穴にしてもらいました。
背中がじんわり温かくなり、お腹の中がほんわかしてきます。
お風呂で湯船に浸かるのとはまた違う気持ち良さがあります。
お灸は10分程度してもらいましたが、そのほんわかが持続するのです。
ようやく、野田先生が仰っていたことを実感出来ました。
そして、
松本先生、ありがとうございました!!
キャンパスレポート第6弾 鍼灸あん摩マッサージ指圧科 昼間部2年生からのレポートです!
\先生はどんな学生だった?/vol1. 田中 肇 先生
2年生も折り返し地点を過ぎ、実技に座学に将来設計にと、毎日楽しくも悩ましい日々を過ごしています。
そして気になったのは、いつも的確で冷静かつ熱い授業をしてくださる先生方は、一体どんな学生時代を過ごしていたのだろう…ということ。そこでこの度、キャンパスレポートの機会を活用して先生へインタビューをさせていただくことにしました。
第一回目のインタビューを快く引き受けてくださったのは、田中 肇先生。
田中先生は、東鍼校出身の先輩でもあります。
また、マスクをしていても分かるくらいにいつも笑顔が弾けている印象が強く、その秘訣も聞いてみたかったのです🌷
🌱Q1.鍼灸師になりたいと思ったきっかけは?
「子どもの頃に、漫画のキャラクターの影響で東洋医学に憧れました。『らんま½』に出てくる接骨院の東風先生は武術にも長けていてカッコイイし、『ブラックジャック』に出てくる盲目のはり師の琵琶丸が、鍼を打ったあとに「手応えあり」と言うシーンもとても印象に残っています。
また『北斗の拳』の経絡秘孔も、(実際の経絡経穴とは違うけど)『ツボってカッケー!』と思うきっかけでした。
高校生の頃、友人が柔道整復師を目指すと聞き、伝統的なこと、東洋的なことが好きだった自分を思い出して、自分も柔道整復師の学校へ行くことにしました。
しかし、学校に入ってみると、柔道整復師の勉強は思っていたよりも西洋的な解剖などがメインで、自分の学びたいこととは離れていました。
それでもなんとか卒業し、その後は接骨院で働き、副院長にまでなりました。
しかし、改めて東洋医学を学びたいという思いが強まっていき、鍼灸学校入学を決意しました」
***
🌱Q2.数ある学校の中で、東鍼校を選んだ理由は?
「とにかく伝統的な東洋医学を深く学びたい!と考えていました。『東鍼祭(学園祭)』で『古代九鍼』の展示を見て、カッコイイ!と思い、また、東鍼校ではそれを学べると知り、東鍼校の受験を決めました」
***
🌱Q3. 教員を目指すという進路選択を決めたのはいつ頃?
「入学当初は、卒業後は修行をしていずれ開業…と考えていました。しかし、東鍼校での日々がとにかく楽しかったんです。
勉強も自分的にはしっかりできた、やることはやった、と思えたし。
石原 克己先生(古代九鍼の担当教員)とも出会えました。
また、大浦 宏勝先生(現.校長)のことを師匠のように思っていて、こういう人になりたいと思って。
困っている学生に『こうでもいいんだよ、ああでもいいんだよ』と伝えたいと思ったんです。
それで、2年生の後半頃に教員を目指すことを決めました」
***
🌱Q4.学生時代の勉強法、練習法は?
「まず、柔道整復師の学校に行っている時、ギリギリの成績だったのですが、3年時に何度か模試を受ける中で、割と似たような問題が出ることに気づいて。
それでとにかく過去問をベースに勉強をしていったら意外と成績が上がって。
『やったらできる』ということに気がついたんです。
東鍼校に入ってからも過去問をベースに勉強をしました。
4択問題のすべての選択肢を解説できるようにする感じで。
柔道整復師のプライドもあって、解剖などの成績は落としたくないし。
東洋医学も、過去問をベースに勉強していくことで、教科書を読めるようになっていきました。
五行や経穴などは、声に出して音で覚えましたね。
実技の練習としては、移動時間や隙間時間、ぼーっとしている時などにも、手を動かして訓練をしていました。
この訓練は今も続けていて、学生にも教えたりしています。
方法を知りたい方はぜひ僕に聞きにきてください!
勉強も練習も、大事なのは『あきらめないで、やる』ことです!」
***
🌱Q5.先生はいつもワクワク楽しそうな印象なのですが、心身のケアで心がけていることはありますか?
「自分にとって心地よいものを大切にしています。
サウナとか、食べものとか、知らない道を歩くこととか…。
あと、なにか良いことをみつけて『今日はいいことがあったなー』という気持ちで1日を終えるようにしています」
***
🌱Q6.最後に、未来の鍼灸師へメッセージをください!
「鍼灸の世界は、決まっていることも決まっていないこともあります。治療法もいろいろあります。
まずは自分が『すき』と思うものを。
でも、それが正しいかどうかは患者との関係性の中でも答えが変わったりします。
『自分と相手にとっての良い答え』を時間をかけて探していってほしいと思います。
僕もまだ、探している最中です!
というか、ずっと探し続けていくんです!」
*********
インタビュー時に教えていただいた手の訓練法、あれから毎日やっています。
学生生活は思うようにいかないことだらけですが、とにかく『あきらめないで、やる!』
がんばります!
田中先生、この度は貴重なお話ありがとうございました🌷
キャンパスレポート第5弾 鍼灸あん摩マッサージ指圧科 夜間部2年生からのレポートです!


入学前は、「一日2コマ(90分×2)たったの3時間を、3年間続けて卒業かぁ。それなら、一日4コマで1年半で卒業出来たらいいのに・・・」なんて恐ろしいこと考えてました。
キャンパスレポート第4弾 鍼灸科夜間部3年生からのレポートです!

柳谷先生は没後63年となる今も変わらず、私たちを見守ってくださっています。
そして、下級生からも応援メッセージが!!
キャンパスレポート第3弾 鍼灸科夜間部1年生 Sさんのレポートです!
東洋鍼灸専門学校で毎月開催される体験入学では、授業でも紹介されるさまざまな鍼治療や灸をお伝えしています。
体験入学をサポートする学生として参加した今回は、“接触鍼を体験しよう!”をテーマにささないハリの積聚(しゃくじゅ)治療をご紹介。
小児やハリの刺激に敏感な方にも安心していただける治療なので、治療に当たる先生の指運びもソフト。
体験施術を受けられた方は、直前までの不調が解消されて一段と元気なご様子に。患者さんの笑顔に触れられる鍼治療の奥深さをあらためて実感しました。
入学前には鍼灸を漠然と捉えていましたが、これほどたくさんの治療法があるならば、毎月の体験入学にもっと通えばよかった…と、今にして想います。
ハリ・灸・あん摩マッサージに興味がある方やその国家資格の取得を考えられている方はもちろん、東洋医学を学びたい方、健康について知りたい方には、体験入学はとてもよい機会だと思います。
キャンパスレポート第2弾 鍼灸あん摩マッサージ指圧科夜間部2年生 清水久美恵さんのレポートです!
#東洋鍼灸専門学校 では、毎週木曜日に温灸部の活動があります!
1.2年生が主体となって、主に『#竹の輪』 の施術を練習しています。竹の輪とは、本校の大先輩で、本校創設者#柳谷素霊 先生の高弟の#伊藤瑞鳳 先生が考案した技法です。竹の筒にもぐさを入れ火をつけて、体の上で転がします。
温灸の温かさと、按摩の絶妙な圧加減を併せ持つ、ウトウトしてしまうような気持ちの良い手技です。最近は来月行われる施術発表会に向けて、みんな真剣に練習しています。
例年は一般の方も対象に#東鍼祭 で竹の輪を行っているのですが、コロナ禍で学園祭が中止ということもあり、現在は在校生対象に発表会を設けて施術を行っています。
キャンパスレポート第1弾 鍼灸あん摩マッサージ指圧科1年生 花田由紀さんのレポートです!
あの人の治療を受けてみたい!vo1 久保田 優さん
東鍼校に入学して早半年が経ちました!初めての前期試験が無事終わって、ホッと一息のこの時期、将来のため、自己研鑽のため、諸先輩の施術を受けてみたいなと思い立ちました。
そんな思いに、鍼灸あん摩マッサージ指圧科3年生の久保田 優さんに応えていただきましたので、施術と感想をレポートします。
※施術は、授業後の実技室開放(教員立ち合い)を使って行われました
スグ効く!即効性を追求していくスピード治療。
痛みに対して的確に治療していただけるので、
最初のひとはり目からカラダが変わっていくことを実感しました。
~久保田 優さんのご紹介~
入学前から競技ダンサーや社交ダンサーのコンディショニングを専門としたトレーナーとして活動されています。
多忙の傍ら、勉強会への参加等自己研鑽も欠かさない!「鍼で勝負!」
今日はどのようなところが気になりますか?
ここ2日ほど左の首から背骨の脇に向かって、寝違えのようなつっぱりや違和感がありました。
左に回旋・後屈・側屈も痛くてほぼダメ・・・。
慢性の腰痛もあり、疲れが溜まるとあお向けに寝るのも辛い!
実際の治療はどんな感じ?
~前半(診断と施術)~
まずは腹診(ふくしん)※お腹をさわって診断 でお腹のかたさやはり感等を丁寧に診察。合間に足や腕にハリを刺して反応をチェックいただきました。この段階でカラダが温まり、お腹の状態も変化しつつあることを実感!!
その後、てい鍼(ささないハリ)での優しい刺激や、細いハリに切り替えての”よりマイルドな”治療に調節いただいたこともあり、心身ともすっかりリラックス!違和感も少しずつ解消していっています。
~後半~
あお向けからうつぶせになり、腰に灸頭鍼(下記イメージ画像参照)腰まわりもポカポカ!
カラダ全体がほぐれたところで、本日のメイン「首の治療」
筋肉が固まり過ぎていて、あん摩でのほぐしも駆使いただくお気遣いも!
首や背骨にハリを刺していただき(少し深めに)効果を感じながら、仕上げに。全身のあん摩、背中へのハリ(首の動きを確認しながら)で終了しました。初体験でしたが、仕上げの「お腹へのあん摩」(櫓漕(ろとう)の術というらしい)も気持ち良かったです。
治療を終えての感想
丁寧な問診に始まって、時間いっぱい全身くまなく治療していただきました。効かせどころと優しく温めていただくところ等、治療全体の流れが緩急があり、またスムーズでストーリーを感じられ、「流石!」と思いました。
首は回るようになり(振り向けました)、スッキリとカラダ全体も楽になりました。
久保田さんのハリへの情熱、治療が進むにつれ治っていく経過を共有できる会話や空気感もとても心地よかったです。
3年生になると、技術ももちろん、対応力も身についているのだなと!
もしかしたら、この感覚は二人の息を合わせる社交ダンスに似ているのかも・・・
久保田 優さん、今回はありがとうございました!