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在校生の声

先生や仲間から学ぶことの確かさ

鍼灸科夜間部
奈良 桂子(平成20年度入学)


20代後半、冷え性からくる不調に悩まされていた私を東洋医学の世界に誘い、医者・薬いらずの生活へと一変させてくれたのが一人の鍼灸師でした。その出会いによって、心身の変化を体験し、この世界に入りたいと強く思うようになりました。

「今、鍼灸を学ぶならここしかない」 と奨められたのが東鍼校でした。学校見学に来たとき、すれ違う人が皆笑顔で挨拶してくれたのがとても印象的で、安心感と、「ここならば!」という確信を得ました。入学してすぐに、3年生の臨床実習の授業に参加しました。知識、技術は当然、でもそれ以上に鍼灸師は、細かな気遣い、人としてのありようが問われるということを学びました。

臨床経験豊富で多彩な先生方の丁寧な指導、西洋医学の基礎を学ぶ授業、そして何より互いを励まし合う風潮が全学年を通じてあります。いま、自分は、先生や仲間に支えられながら、一歩ずつ確かな自信を身につけています。

東鍼校で得られる技術と知識を自らのものにすることが当面の課題ですが、いつか心をもほぐせる鍼灸師になれればと思っています。

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患者さんの“伴走者”を目指して

鍼灸あん摩科夜間部
長谷川 智子(平成20年度入学)


「病気を知ることは自分を知る事」。「希望があるから人は生きられる」。腎臓がんで他界した母が、身をもって教えてくれた言葉です。病気をただ排除しようとするのではなく、理解し、自分のものとして受け入れることで、それまで見えなかったものが見えるようになる。病気がもたらした自分自身の発見は、前を向いて生きていくためのエネルギーになる。母は最期までそのとおりに生き、私はその姿を看続けることで、それまでの生活を振り返り、人の体と心について学ぶ機会を与えられました。

本校の知識と臨床経験豊かな先生方のもとで、体のあらゆる部位の性質や働き、感情のすべてが影響を与え合って全体でひとつなのだ、という人間観に自分の進むべき道を教わり、目の前の患者さんに対して、どれだけ広く深く関われるのか、探究する毎日です。

これまでの私は、母の闘病という長距離走を支えようとした未熟な伴走者でした。今度は鍼灸あん摩師として、患者さんの伴走者になろうとしています。体の声に耳を傾けることを助け、少しでも多くの希望や安らぎを感じてもらえるような治療家になることが私の夢であり、母の願いであると思っています。

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信頼され、愛される鍼灸師を目指したい

鍼灸科昼間部
渡部 栄輝(平成20年度入学)


親戚の病気をきっかけに、病気は当人だけでなく周りの人をも不幸にしてしまうことを経験しました。治未病や全人的医療を謳う東洋医学に救いを求めていた時、ここだ!と思って、東洋鍼灸専門学校の門をたたきました。

入学後、昼休みに外へ食事をしに行った時の事、道端で人が横たわっていました。自分は「あぁ、酒に酔って寝ているのか・・。」と、通り過ぎましたが、その後に通りかかった先生は「大丈夫ですか?」と、心配そうに声をかけていらっしゃいました。医療を志すものとして恥ずかしい気持ちになりました。

臨床実習の先生には、開業して一番大切なことは、高い治療技術などではなく、むしろ患者さんに受け入れてもらえる人柄とコミュニケーション能力なのだということも気付かされました。東洋医学・思想・哲学、西洋医学など、知識を広げることは大切です。でも、それ以上に大事なことをここで学んでいます。

将来、自分は患者さんに信頼される、かかりつけ医の役割を果たせる鍼灸師を目指しています。自分の患者さんが一人でも多く、心身の健康を取り戻していけるように手助けをしていきたいと思います。

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いちばん大切な大事なことを伝えたい

鍼灸あん摩科昼間部
稲川 依子(平成20年度入学)


仕事のストレスで激しい胃痛をおこした時、担ぎ込まれた病院で受けたのは身体に指一本触れない診療でした。一方で、酷い顔をした私を見た鍼灸師の先生は、まず私の背中に温かな掌をあてて下さったのです。その温かさは長い間私の心を離れず、この道を目指すきっかけになりました。

鍼灸あん摩は、時代を経て受け継がれてきた伝統医療です。正規授業でその歴史の一端に触れ、今は更に深く古典を読む課外授業に参加しています。千年以上昔の書物に、現在も使われている技法そのままが記されていることに非常に驚き、古典の知識を深めて実際の現場で生かしていきたいと思いました。東鍼校には、蓬(ヨモギ)を摘み、モグサを手作りする授業があります。時間をかけて完成したモグサは本当にフワフワで、愛おしさすら感じました。それは道具の意義や大切さを感じる瞬間でもありました。

将来は、自分が受けた「手あて」の温もりを忘れずに、辛い時に肉体・精神の両面で患者さんのお役に立てる医療人になりたいと思います。鍼は怖いものではなく助けになるものだということを多くの方に伝え、一生の仕事としていきたいと思っています。

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学校法人 素霊学園 東洋鍼灸専門学校

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