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刺鍼練習器「ぬか枕」を作りました!

刺鍼練習器「ぬか枕」を作りました!

こんにちは!鍼灸あん摩マッサージ指圧科1年の濵村です。
授業や行事のことなどレポートしていきますので、宜しく
お願いします。

先月の話ですが、1年生は『ぬか枕』作りに励みました。
ぬか枕とは、米ぬかを固めて作る刺鍼練習器です。

作り方は、キツネ色になるまで、米ぬかを炒って
冷ましてから、ふるいにかけます。
それを金物の容器に詰め、布で覆いタコ糸で仮止めします。
重石を乗せたり、押したり、布を引っぱったり工夫して
固めつつ、米ぬかを注ぎ足して丸味をもったぬか枕に
してゆきます。

先生チェックをパスしたら、赤い紅絹で覆って、タコ糸も
本止めして出来上がり!
作るのが大変だった分、自分のぬか枕には愛着が湧きます。

柳谷素霊著「鍼灸の実技【相補版】」では、ぬか枕について
以下のような記述が見られます。

坂井梅軒は《鍼術秘要》において次の如く述べている。
「初学の徒、鍼術を習熟せんと欲せば、
先ず深さ2寸5分、差渡し2寸許りの
竹の筒に熱糠を指にて固くつめ入れ、一杯に充しめ、
其の上を絹切れにて蓋い包み、
糸にてしっかりくくり、糠のこぼれぬようにし、
これに鍼を刺すべし。(以下略)」

鍼術秘要は1865年初版の本なので、
約150年前には、ぬか枕での刺鍼練習があったということです。
明治維新よりも前から続いている練習法だと思うと、
なかなか感慨深いです。

《鍼術秘要》について、図書館の荒川先生に
教えていただきました。どうもありがとうございます。

鍼灸あん摩マッサージ指圧科1年 濵村

■配信日:2012/06/20

いぶきブログ6月-1
キツネ色になると、米ぬかが微笑むという?
いぶきブログ6月-2
ふるいにかけて、細かい粒へ
いぶきブログ6月-3
布で覆って、仮止め
いぶきブログ6月-4
重石を乗せたり、布を引っぱったりして、ひたすら固めます。
いぶきブログ6月-5
丸くこんもりしたぬか枕の出来上がり!
いぶきブログ6月-6
撚鍼する様子
いぶきブログ6月-7
約150年前のぬか枕の絵

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