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当校の伝統を継承し、未来に伝える人々

当校の伝統を継承し、未来に伝える人々

柳谷素霊の精神と伝統鍼灸を後世へ伝えるべく長年に渡り当校を支えてきた医療人たち。未病を治すという養生的要素、また、病を治すという治療的要素。このふたつの今日的価値を常に探求し続けながら、卒業生として後進の指導に尽力されています。
当校の伝統は、諸先生方の支えによって礎を築かれ、そして受け継がれているのです。

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利他的な愛

当校校賓・師範
伊藤 瑞凰 (昭和31年卒業)


柳谷素霊先生は、東洋医学を学ぶためには東洋哲学を知るべきであると日大宗教学科で九十冊以上の宗教書の研究に没頭したとのことです。また、師は鍼灸医学の真髄を極めるべく膨大な古典資料の研究に情熱を傾注しました。
臨床に於いては常に患者の身になって利他的な愛を示し、伝統鍼灸の秘伝の技を人類救済のために発揮しました。毎年、私の治療院に新卒者が弟子入りしてくるので、師の思想と精神をしっかり植え付けることを心掛けています。

伊藤瑞凰先生

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温故知新

当校師範・理事
橋本 慎一 (昭和40年卒業)


かつて私の父は素霊先生に内弟子入りし、伝授された伝統鍼灸、及びあん摩マッサージ指圧を教員として忠実に情熱をもって教え、指導して来ました。
学ぶ皆さんが、東洋医学の職人として、発展・活躍するよう尽力したのです。そしてその成功した報告を受けると素霊先生がそうであったように我が身の如く、喜んだものでした。
私も素霊先生から受けた貴重な治療体験と本校卒2世として伝統鍼灸を継承し、温故知新の故事の如く、東洋医学は素霊先生の多くの著書から学び、更なる発展のために大いに寄与、貢献して行けるよう日々努力を重ねている毎日です。

橋本慎一先生

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一意専心

当校師範・理事
宮入 隆博 (昭和34年卒業)


素霊先生は古典鍼灸医学を研鑽する一方、東洋の学と術と著しい発展をみせる西洋医学との融合を目指し、日本人で初めて欧州に鍼灸を伝播しました。海外の数多くの医学博士や医師も鍼の腕前の凄さとそのカリスマ性に心酔したのです。
私もその心酔した一人でした。十五歳で弟子入りしてから五十年間、師の精神を追い求めてきたのです。鍼は死物(生命のないもの)である。これを生きた人体に刺入し、如何に活かすか。「鍼は鍼灸師の魂である」という師の言葉を胸に一意専心鍼に魂を込める日々です。

宮入隆博先生

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霊術通神

当校師範
水上 信明 (昭和33年卒業)


素霊先生の遺志を継ぎ教壇に立つこと早四十年。「古典に還れ」と経絡治療を提唱された先生の心は、東洋鍼灸専門学校の伝統として今日に生きています。先生は「百練自得」と戒めているように技術についても大変厳しく指導されていました。
この二つの言葉は今も小生の心に響き体を突き動かします。臨床を重ねれば重ねるほどに技術の尊さを感じるようになりました。頭書の座右の銘(霊術通神)を噛みしめながら、技術が神に通ずるよう、毎日努力しています。

水上信明先生

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素直な心で万象をみる

当校鍼灸療法委員会委員長
戸ヶ崎 正男 (昭和54年卒業)


素霊先生は鍼灸の診断、治療上重要な能力の一つとして直観力を挙げ、この開発を鍼灸を志す者の必修としています。では、どうしたら良いのでしょうか。それには、日常生活の中で出会う全てのことに対して、素直な心で生きとし生けるものから発する生命の力(生気)を瞬時に感じ分けるようにすることです。
人に出会ったらイキイキしているか否かを、植物を見たらみずみずしいか否かを、旅行をしたらそこの場が気持ち良いか否かを…。生気の多少を感じ分ける力を日々養うのです。それが鍼灸の直観力向上に通じます。

戸ヶ崎正男先生

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ローマは一日にして成らず

青鳳会会長
齋藤 鳳観 (昭和46年卒業)


素霊先生は、正統なる鍼灸医学の継承を強く唱えられました。素霊先生は著書の中で「鍼灸道とは、本質的には技術の修行であり、日々の努力なくして『技』の完成はない。」と強く説かれたのです。
この「日々の努力」は、私が教訓としている「ローマは一日にして成らず」と、一脈通ずるものがあります。この様な素霊先生の鍼灸道の教趣を受け継ぎ、後輩にしっかり伝えることが、当校卒業生としての責務だと考えています。

齋藤鳳観先生

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忠恕のみ

日本内経医学会会長
宮川 浩也 (昭和57年卒業)


『論語』に「夫子の道は、忠恕のみ」(先生の生き方は忠恕で一貫されている)とあります。孔子の思想は『論語』に詳述されていますが、つまるところは「忠恕」です。東洋思想の中心が孔子であり、孔子の究極が「忠恕」ならば、東洋医学の学徒もやはり「忠恕」に心を砕くべきでしょう。
忠とは「まごころ」、恕とは「おもいやり」。かみ砕いて言えば、「忠とは自己の良心に忠実なこと、恕とは他人の身の上をあたかも自己の身の上のことのように親身になって思いやる」(吉川幸次郎)ことです。鍼灸家にとっての至言といえないでしょうか。

宮川浩也先生

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学校法人 素霊学園 東洋鍼灸専門学校

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