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東洋鍼灸専門学校の日常や、普段とは一風変わった一面をお届けします。
当校の雰囲気を少しでも感じて頂ければと思います。

2014.05.27 Tue
在校生向けイベント~竹村文近先生≪1年生『治療家の手』≫≪2,3年生『初心にかえって』≫~

在校生向けイベント~竹村文近先生≪1年生『治療家の手』≫≪2,3年生『初心にかえって』≫~

今年度の竹村文近先生による2回目の特別授業が開催となりました!
服部侑司教員がその様子をリポートします♪
今年度2回目となる竹村先生による特別授業、チベットから帰国してすぐに東洋鍼灸専門学校にお越しいただきました。
今回は1年生が対象の講義(13:30~15:00)と2.3年生が対象となる講義(15:30~17:30)に分けて行われる事となりました(お忙しい中、時間を作っていただき大変ありがたいことです)

1年生対象の講義では70名を超える学生が集まり、前回の特別授業がいかに刺激になったかが窺えます。
講義内容は『治療家の手』
治療家は患者さんの体を触ります。もちろん鍼を刺す時や按摩で体に触れますが、それ以外にも体の悪い所を探す時やツボを探す時にも治療家は手を使います。手が作れていないと必要なツボや体の反応に気づけなかったり、患者さんに不慣れからの不安が伝わってしまいます。

自分の大腿部での軽擦練習を行い竹村先生やお弟子さん達に指導をしていただきました「触る強さ」や「手首の硬さ」に注意しながら反復して練習します。
次に隣の学生の肩に軽擦の練習、竹村先生に実際、触れてもらいその違いに手作りの大切さを感じていました。さらに把握の練習「吸い付く様な圧」矛盾したような言葉ですが、竹村先生に直接やっていただいて本当に「吸い付く様な圧」だった事に驚いていました。
最後にもう一度、大腿部で軽擦の練習、後ろから見ていた私でも実感できるぐらいの上達。これが『治療家の手』を作る第一歩になった様です。

2.3年生対象の講義は去年から続けている基礎治療の練習です。
テーマは『初心にかえって』。2部構成で1部が鍼灸あマ指施術『刺す 据える 擦 揉 押』、2部が『実技ばかりが施術ではない』です。
三人一組になって施術者、患者、見学者に分かれて行われます。脈を診てお腹を診て患者さんの情報をしっかり把握、色々な長さの鍼を使い、仰向け、うつ伏せ、刺入深度にも気をつけながら練習、灸頭鍼の作り方や大きさや温度の調整も練習していきます。
だいたい一人30分ぐらい使って練習、この練習が流れるようにリズム良く出来ると基礎治療に繋がるんだなと感じ、お弟子さんに「何分ぐらいでこの練習が出来る事が目標ですか?」尋ねた所「もう少しツボを加えて灸頭鍼を入れて5分です」との回答でした。

竹 村先生に「学生がどこまで出来るようになるのが目標ですか?」と尋ねた所「学年が変わるまでには基礎治療を出来るように、卒業してすぐ使えるように考えて いる」「今、来ている生徒は続けて来た生徒だから必ず出来るようになる。」「普段も練習して欲しい」と答えていただきました。
練習を続ける、ひとつひとつの手技を身に着ける『治療家の手』次の一歩になる事を竹村先生は教えてくれているのだと思いました。

服部
竹村文近先生プロフィール
1978年東洋鍼灸専門学校卒業、1979年開業、鍼灸師。
タモリ、鶴瓶、加賀まりこら多くの著名人に治療を施す。
メディアにも多数出演し、鍼灸の普及に携わる一方で、東日本大震災被災地でのボランティア治療や鍼灸を志す若者たちの育成にも力を注いでいる。
著作『響きあう鍼灸』『はりは女性の味方です』『はり100本』等

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