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東洋鍼灸専門学校の日常や、普段とは一風変わった一面をお届けします。
当校の雰囲気を少しでも感じて頂ければと思います。

2014.08.26 Tue
在校生向けイベント~井上良太講師による特別講演~を開催しました!

在校生向けイベント~井上良太講師による特別講演~を開催しました!

本日は、本校講師を務める井上良太講師の特別講演でした。手技療法について、3年生と鍼灸科の学生を対象に行われました。
まず大切な点を2つ挙げました。
①どこが悪いか判断する
②揉んだら「治る手」になる

実技の講演ということで、早速全員で手掌軽擦を実施。1日1時間、3000回を目安に、何も考えないで行うことがコツだそうです。次に、把握揉捏(はあくじゅうねつ)。

昔は一升瓶にテーピングを巻き、それを手で把握して練習していたそうです。母指以外の指が同じように動くまでトレーニングする事、「手に目をつける」という意識で行う事が大切!
そのあとは実際に対人でのあん摩を実施。順序については、以下の通りです。
①肩関節周囲…側臥位にて実施。手の行きたい流れで行い、筋肉を探しながら揉む。
②背部…伏臥位にて実施。胃・十二指腸潰瘍の患者には、強く圧迫すると吐血するので注意とのことでした。加えて、心臓疾患を持った患者には、胸枕はないほうが良いとのこと。このように臨床を踏まえた指導で、学生からも「なるほど~」という歓声が上がりました。
③頸部…伏臥位にて実施。頸が緊張しないよう、枕を外して、頸を緩めた状態で行う。頸は背部までつながっているので、頸だけ行うだけでなく、背部も行う。頸はほどよく硬いと目が悪く、すごく硬いと脳圧亢進症の可能性があるとの事でした。
④殿部…側臥位で実施。ヘルニアの患者は、殿部を行うと効果的。腸骨稜より下は安全であり、大転子周囲、坐骨結節の下(承扶穴)を行う。

あの有名な小守スポーツマッサージ療院の院長である井上講師の指導を、3時間というたっぷりの時間をとって、しかも無料で行われた講演。教員の私にとっても、お金を払っても良いと思える位、勉強になる内容でした!

本校専任教員 市川

参加者の声:
● マッサージも手に目をつけてやることが大事だと思いました。見てやるよりも目をつむった状態でやることで感覚が研ぎ澄まされることを言われたことから目をつむったりそむけたりすると確かに感覚が研ぎ澄まされる感がすごくよくわかりました。
●改めて手をつくること、毎日の基礎練習の大切さを実感しました。練習はうそをつかないという言葉を信じて頑張りま
す! 
●鍼灸科ですが、とてもためになることばかりで大変よかったです。手の使い方はとても勉強になりました。
●先生の揉み方が本当にソフトで手の動き方も別の生き物のようで不思議だった。実際に触ってもらってよかった。
●実技が中心で実際に体が変わっていく様子も体感でき大変充実した内容でした。ありがとうございました。
●実践的な内容がたくさんありとても勉強になりました。井上先生の手の運びがとても柔らかく神業のようで驚きました。